晴猫雨読

晴れの日には猫を追いかけ 雨の日には書に親しむ
「セイビョウウドク」な日々
<< ご臨終メディア | main | リカちゃんコンプレックス >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | pookmark |
人間選別工場
斎藤貴男 著 同時代社 05年12月9日発行
(購入:ブックオフ)

タイトルがよくない。いや、そのとおりだとは思うのだが。
しかしこれでは鎌田慧氏の「教育工場の子どもたち」のまねである。
鎌田ファンとしては気に入らない。

しかし内容は鋭く、読み応えがある。
特に石原都政が進めようとしている「教育改革」。思いつきの「IT推進校」計画や、「習熟度別授業」。挙句に齋藤孝氏GM構想まであったとは…
結局は構想は消滅したらしいが、齋藤氏が「齋藤メソッド」という塾チェーンを経営しているとなると看過できない問題だ。その他「市民科」なるもののカリキュラムをベネッセコーポレーションや三菱総研に委託しているというのも見逃せない。
新聞記事にならないこうした問題をすくいあげる斎藤貴男氏はさすがである。

アメリカの問題もとりあげている。アメリカでは公立学校の「民営化」が進んでいるという。これは恐ろしいことである。経済効率が優先させ、何でも民営化すればいいのだろうか?学校は最後の砦であるはずなのに…
また、民営化しなくとも公立学校にスポンサーがつくという。
コカ・コーラがスポンサーとなったある学校は、いたるところにコーラの自販機が置かれているという。さらには年に一度生徒がコーラに感謝しなければならない日があり、全生徒がコーラのTシャツを着て登校しなければいけないという。マンガいようにマンガのような話で何かの冗談かと思ってしまう。だが、その日ペプシのTシャツを着て登校した生徒が退学処分になったとなると(公立学校である)、冗談と済ますわけにはいかない。

日本もさまざまな方面で民営化が進められている。
海の向こうの話と笑っている話ではないだろう。
| sirome | 読了記 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | 00:00 | - | - | pookmark |









http://sirome.jugem.jp/trackback/253
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>
+ SPONSORED LINKS
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ いらっしゃ〜い♪
ブログパーツUL5
+ Information


Berry父さんの写真展です
+ MOBILE
qrcode
+ PROFILE