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オレたち花のバブル組
 池井戸潤 著 文藝春秋 08年6月発行
(購入:ブックオフ)

ジツは今、池井戸潤ブームだったりする。
あ、世間で、ではなくワタシ(とワタシの母)の中でなのだが。

「空飛ぶタイヤ」が非常に面白かったので、母に貸した。
(「空飛ぶタイヤ」→08年10月記事
 http://sirome.jugem.jp/?eid=180
ちなみに母も大変な読書家で(というよりワタシが本好きになったのは
母がそういう育て方をしたからなのだが)、
しかし本が場所をとるからと最近は本当に欲しい本だけ買って
あとはワタシから借りることにしたらしい。
なので実家に常にワタシの本が10冊くらいはある。
で、池井戸潤。
母は「空飛ぶタイヤ」がいたく気に入り、ここ2、3年の間に読んだ本の中で
最も面白かったのは「空飛ぶタイヤ」と魚住昭の「渡邉恒雄 メディアと権力」(これもワタシが貸した。記事はhttp://sirome.jugem.jp/?eid=77)だ、とのたまった。
てか、母!どういう選択だ?それは!

それは兎も角、池井戸潤が気に入った母は「鉄の骨」が吉川英治文学新人賞を取ったら、読みたい!と言い、仕方ないのでブックオフで買ってきた。読んだらこれもなかなか面白く、そんなこんなで池井戸潤ブームなワケである。

前置きが非常に長くなったが「オレたち花のバブル組」。
池井戸潤氏は元銀行員。銀行が舞台の小説は十八番だ。
銀行員というと官僚とおんなじくらいヤなイメージを持つ人が多いのではないか。
特に中小企業に勤める人には。
ワタシもそうだ。小さい製造業で倒産も経験している身にしてみりゃぁ、
銀行なんてカタキ!!
高給取りの銀行員には逆恨みにも近いルサンチマンが…
そしてもうひとつ「バブル入行」組。
これもいわれなく恨みを買うものだ。
特に「氷河期世代」から下に。
ジツはワタシもいわゆる世間でいうところの「バブル世代」だ。
しかしこの「バブル世代」という言い方には非常な不快感を覚える。
バブルを生み出し、浮かれそれを満喫したのはもっと上の世代だ。
確かにバブル期は就職はしやすかった。しかしそれは巡りあわせというものだ。
それを「バブル世代」などとひとくくりにされて悪し様に言われてはかなわない。

バブルに入行した高給取りの銀行員。
でもやっぱり組織の一員でしかない身、色々あるよな〜。
気づけばにっくきハズの銀行員たちに肩入れして読んでいる。
勧善懲悪にも似た爽快感。
敵のボスキャラがおネエことばの官僚って造形もなかなか。
爽快感とちょっぴり哀愁を感じる読後感は悪くない。
| sirome | 読了記 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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